音楽演奏家を科学的アプローチで研究することの意義

スポーツ科学と音楽演奏科学

スポーツの世界では「アスリートの行為を身体運動と捉え客観的に観測されたデータを基にその状態を明らかにする」学問があります。

音楽の世界にも「音楽演奏家の行為を身体運動と捉え客観的に観測されたデータを基にその状態を明らかにする」そうした学問があっても良いのではないでしょうか?

こうした音楽演奏家に関する科学的な研究知見を紹介し、音楽演奏家に対する理解を深めてもらうことが本講座の狙いです。

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もっと楽器演奏が上手になるためには?

どうすればもっと上手に楽器演奏ができるようになると思いますか?
・もっとたくさん練習をする
・もっと良い環境で演奏をする
・プロの先生にたくさん教わる
などが考えられるでしょう。

しかし、練習をしていてこんな思いを抱いたことはありませんか?
・たくさん練習しているけれど、なかなか上手にならない
・先生の言っている意味はわかるけれど、なかなか体得できない
・そもそも先生の言っている、意味がわからない

科学的アプローチで検証された知見の中には、これらの悩みを解消できるヒントが隠されているかもしれません。

音楽演奏家を科学するメリット・デメリットは?

演奏家を科学することによって得られた知見は、具体的にどのように役立てることができるのでしょうか?どんなメリットまたはデメリットがあるのでしょうか?
皆さんがこれまで体験してきたことと照らし合わせながら、これらについて考えていきましょう。

記事更新日 2018年9月17日